Essence of Europe
東南イタリア案内



これは Essence of Europe(=EoE)ホームページ に連なる東南イタリア総合案内
ページです。
ここで東南イタリアとはイタリア半島がアドリア海に面する東部で北側のマルケ州
から南へ下ってアブルッツォ州、モリーゼ州、プーリア州の一群地域を指します。

実はここで定義した東南イタリアについては流布している案内書類には北のアン
コーナと南のバーリは紹介されているもののこれらの間に入る東南イタリアについて
はまだあまり紹介されていないと言う実状があります。
実は筆者がこの地域を選んだのはこの『紹介されざる東南イタリア』が実際は一体
どんな地域なのか、に興味を持ったからです。そして案内も少ない中、手探りの
ドライブと宿泊滞在で調査を開始しました。得られた情報を順次このサイトにて
紹介を始めていると言う訳です。
このあたりの実際の体験旅行についてご興味を持たれた方は 手記 の詳細をお読み
頂ければと思います。

御断りしておくべき注意を述べます。
この案内自体は上記のとおりアンコーナからバーリ迄の地域をカバーする目標ですが
実際には未完で十分とは言えません。
筆者が実際に回って或いは友人達やインターネット他から情報を得て記述すること
のできた地域や街から掲載を開始しており、これらはできれば徐々に充実したいと
考えています。
又、これら掲載される地域、情報はEoEの主旨に沿い、既に流布している案内書
との重複はなるべく避けて、特に滞在型や企画型の新しい旅に有用な、まだあまり
知られていない地域、街、情報を重視したものを目指しています。
しかし、Bari, Lecceなど既にかなりの情報がある都市についても一応筆者なり
の案内を作ってみました。
従って特にこういう有名都市については網羅的ではありませんので、既に刊行流布
している案内書や情報と併せてご活用ください。

結論として現在迄の体験調査で得られた都市情報はアブルッツォ州のPescara
、 プーリア州のBari,Lecce,Brindisiと両州の幾つかの小さな街です。
これらは不完全ながら自ら街回りをしたので各都市の地図を掲載しました。
下記をクリックください。
Pescara地図Brindisi地図Bari地図Lecce地図
これらの地図からリンクして関連する情報を得ることができます。

今回の体験や各種の情報を総合しますと、紹介が十分でないが実際には良い観光
資源にも恵まれて今後東南イタリアで特に注目すべきははアブルッツォ州です。
アブルッツォ州にはアドレア海と言う見事な海とグラン・サッソ(Gran Sasso)
と呼ばれるアペニン山脈で最も高い山塊があります。ここにはコルノ・グランデ
(Corno Grande)とコルノ・ピッコロ(Corno Piccolo)の二つの山頂が有り、その間
にはヨーロッパで最も南にある氷河が見られ、5月でもまだ雪が見られます。
一方アドレア海に下りると今回紹介しているPescaraと言う街などが海岸沿いに
展開していますが5月だともう暖かな海。そしてグランサッソから海岸迄車で1時間!
同じくグラン・サッソからRomeへも1時間!つまりRomeとPescaraは僅か2時間
なのです。
大都市とアペニン最高峰とアドレア海に近いアブルッツォはこれからの注目エリア
であり今後も紹介を続けたいと思います。特に海沿いは或る程度回りましたが山の
方がまだ実地探索できていません。山側もアブルッツォ州の州都L'aquila(ラクイラ)
をはじめイタリアらしい小さいが特徴ある街が点在、そして広大な国立公園も広がり
探索に値する地と思われ、今後その紹介を試みます。

尚、このアブルッツォについては当地ワインの販売や現地で企画されている新しい
旅の紹介も開始しました。それぞれを是非クリックしてご覧ください。

アブルッツォのすぐ南のモリ―ゼ州は小さいですが、その南のプーリア州では既に
紹介されている場所以外に特にこの『東南イタリア』にはまだ知られざる名所も
残っているようです。本サイトで一部紹介していますが、これも充実を試みます。

それでは以下に内容を目次としてまとめましたので『東南イタリア』の各紹介サイト
に入って旅の参考にしてください。そして名産品の販売コーナーでのショッピングを
お楽しみください。


目次
【東南イタリア訪問記】
【Pescara案内】
【Brindisi案内】
【Bari案内】
【Lecce案内】
【アブルッツォの旅情報】
【東南イタリアのワイン】
【東南イタリアのオリーブオイル】



【東南イタリア訪問記】

訪問記自体は長くなるので別稿としています。
訪問記の概略は次のとおりです。
筆者は会社勤務時代、Frankfurtに滞在しました。
そこで隣家からいいよと勧められた【東南イタリア】に2012年夏の休暇にドライブ
にて回りました。コースはFrankfurtからPescaraへRyan Airにて飛び、
Pescara付近のワイナリー、オリーブオイル一家を訪問、Vastoの街へドライブ
した後、Viesteへ向かったが頓挫。世界遺産のCastel del Monteを訪れて
からBariへ入り、Brindisi経由でLecceと世界遺産Alberobello、
そしてTraniの港街をめぐる旅です。
実際のこの地の体験を綴っていますので読んで頂いて参考になれば幸いです。
詳細は次の 【東南イタリア訪問記】 サイトに行ってください。



【Pescara案内】                                     地図を見る

本案内に関するPescaraの地図は Pescara地図 にありますのでこれをご覧ください。
PescaraはAbruzzo州のアドレア海沿いの中心となる街です。
ここはRyan Airが各地と結ぶフライトを開設して発展中ですが、何よりも実は
ローマからも車で2時間と言う利便もあります。
Pescaraは計4日滞在し、レストランの実体験含め或る程度街を体験したのですが、
勿論それだけでは案内に十分とは言えません。案内を作るに当たっては様々な
サイトや記事の評価に加え、現地在住の方の情報や意見を取り込んでいます。
レストラン関係は 【Pescaraレストラン】 にあります。
それでは 【Pescara案内】 のサイトをクリックして情報をご覧ください。



【Brindisi案内】                                     地図を見る

本案内に関するBrindisiの地図は Brindisi地図 にありますのでこれをご覧ください。
Brindisiは小ぶりながらAppia街道の終点として歴史のある街です。ここは地中海へ
出る海路の出入り口として活躍してきました。最近では郊外の空港が東南イタリア
の空の出入り口にもなっており、Lecceを始め東南、南イタリア諸都市の玄関口に
なっています。
ここではBrindisiの街歩き(Urban Walks)を紹介し、レストラン関係について
はInformationで得た情報を中心に 【Brindisiレストラン】 を載せています。
それでは 【Brindisi案内】 のサイトをクリックして情報をご覧ください。



【Bari案内】                                     地図を見る

本案内に関するBariの地図は Bari地図 にありますのでこれをご覧ください。
BariはPuglia州の州都でもある大きな街です。
ここもアドリア海、地中海各地への船便の発着地で空港もあります。
ここには2泊しましたのでできるだけ歩き回り、レストランも試しました。
それでも勿論十分ではなく、外から見た雰囲気、インターネットその他の情報も
駆使して 【Bariレストラン案内】【Bariショップ案内】】 を作成しています。
それでは 【Bari案内】 のサイトをクリックして街の情報をご覧ください。



【Lecce案内】                                     地図を見る

本案内に関するLecceの地図は Lecce地図 にありますのでこれをご覧ください。
LecceはBrindisiから内陸へ1時間弱入った歴史ある街です。
多くのバロック建築の街並みを残しておりブロンズの街として知られています。
従ってここはPuglia州の州都でもある大きな街です。
ここもアドリア海、地中海各地への船便の発着地で空港もあります。
ここには2泊しましたのでできるだけ歩き回り、レストランも試しました。
それでも勿論十分ではなく、外から見た雰囲気、インターネットその他の情報も
駆使して 【Lecceレストラン案内】【Lecceショップ案内】】 を作成しています。
それでは 【Lecce案内】 のサイトをクリックして街の情報をご覧ください。



【アブルッツォの旅情報】

ここではアブルッツォ州などの東イタリアとプーリア州などの南イタリアをまとめ
て東南イタリアと呼んでいます。プーリア州は州都Bariなど或る程度案内が流布し
ていますが、アブルッツォ州は殆ど紹介されていないと実感しました。
海岸部だけですが実際に回ってみると幾つか魅力ある都市や街もありますが、歴史
の大きな主役であったローマ等の裏側になるのでどうしてもこれらの観光資源には
追いつけないのが紹介されていない理由の一つでしょう。同時に交通の便の問題が
あります。この地域は電車が海岸部を走っていますのでこれを利用することになり
ますが電車頻度や正確さに確信が持てないのも事実なので、ツアー等に組み込み難
いのが実情かと思います。

しかし、これらの状況も最近変化しています。確かに豪奢な建物や記念物は少ない
ですがローマ時代以降のイタリアの市民生活を垣間見せる街や村も点在し、これら
と共にアドリア海とアペニン山脈に挟まれた類稀な自然の恵みを感じさせる場所と
して特に欧米の観光で静かなブームになっているようです。

これには 【東南イタリア訪問記】 で紹介したような中心都市Pescara(ペスカーラ)
への航空便就航が寄与しています。ここから先はこの訪問記で書いたように実際
にレンタカーを運転してみると大変快適です。訪問記ではVasto(ヴァスト)、Trani
(トラーニ)などの美しい海岸の街へのドライブを紹介しましたが、幻の訪問に
終わったVieste(ヴィエステ)や旅程上今回は諦めたL'aquila(ラクイラ)など山
間部もドライブにて自由に回れそうです。ペスカーラやもう少し北のAncona(アン
コーナ)にフライトした上で空港で借りたレンタカーによるドライブと言うのがお
薦めのその1です。アンコーナへはLufthansa(ルフトハンザ)等の便もあります。
(ヴィエステはプーリア州、アンコーナはマルケ州といずれもアブルッツォ州の隣
の州になりますが紹介されざる東南イタリアに入るでしょう。)

一方車の運転はどうもと言われる方にはローマからのバスによる旅行がお薦め
その2になります。ローマとペスカーラは山を越えて高速で走ると2時間で行けるので
す。只、バスと言っても定期観光バスではなく、旅行者の好みに応じたアレンジを
行って滞在と組み合わせるタイプです。Agritourism(アグリツーリズム)とか
Ecotour(エコツアー)と呼ばれる範疇ですが、アブルッツォの売りである豊かな
自然とそこに点在するイタリアの生活を体験する滞在型の旅行です。
ペスカーラで出会ったL氏がこのような旅行のアレンジをしており、イギリスの旅
行会社と組んで欧米の顧客を集めた所大人気だそうです。
訪問記の中のオリーブオイルミュージアムの主FさんもこのL氏のネットワークに
入ってオリーブオイルやそれを使った料理の試食を開催しているとの事でした。
L氏に日本人向けにも良いアレンジを提案してもらえないかを打診しました。本人
は興味を示していますが中々多忙なようで少し時間がかかりそうです。
しかし、勿論個人的にコンタクトしてアレンジを相談するのは歓迎と言ってますの
でL氏の旅行サイトは紹介しておきましょう。サイトは Abruzzo1 になります。

この他にアブルッツォを中心とする旅に有効そうな情報をここにまとめて挙げてお
きます。先ず上記で述べましたようにこの地域の醍醐味はアウトドアーにあります
が、Vasto(ヴァスト)とその山側を含む一帯はTrigno Sinello地域と呼ばれ(Terre
del Trigno Sinello)、豊かな自然と素朴な歴史遺跡を楽しむ地帯として新しい体験
型旅行の実行環境が整備され、これが次のサイト Trigno観光 によって案内
されています。

このサイトでは左に地域割引カードやイベント情報がありますが、右側のInteractive
Mapとアウトドア情報が秀逸です。但しこのサイトで注意すべきはイタリア語なので
Googleの翻訳を使いたくなりますが先ずは素直にイタリア語で表示させねばなりませ
ん。最初から日本語で表示させようとするとInteractive Mapがうまく動かない場合
があります。イタリア語で表示後、その中に出てくる単語をGoogle翻訳などで変換
させて見ます。例えば右のinteractive Map(Mappa interattiva)をクリックすると
右側にずらっと項目が並びますがその一番上はDove Dormireとあります。
この単語をGoogle翻訳のイタリア語から日本語に放りこむと『寝る場所』と出ます。
つまりホテル、ホステル、民宿などの案内ですね。次のDove Mangiareは
『食べる場所』ですね。左の一覧、地図と併せて活用すれば色々な情報が得られます。
これを駆使すればきっと今迄に無い新しい旅と体験が作れそうです。

アブルッツォ州の案内では公式サイトがあり Region Abruzzo ですがこれはイタ
リア語です。しかし、情報のリンク先に行くと英語も選べますのでキーワードを
イタリア語で見つけて飛んでみて下さい。

地元が英語でアブルッツォ州全体紹介するサイトも作っています。地元にお住まい
のCさんの奥様などから色々紹介頂きました。一つが次のサイト Abruzzo Today です。
他に Abruzzo Tourism Promotion のサイトも8つのカテゴリで案内しています。
これらは地元発なので最新の情報を詳細に知るのに有効でしょう。
このAbruzzo Tourism Promotionの一番下からダウンロードできるのがアブルッ
ツォの宿泊施設一覧です。これは大部ですが地域ごとに分かれていますので自分で
綿密な旅行や滞在計画を作るには大変役に立ちそうでB&Bから高級ホテル迄をカバ
ーしています。次の Hospitality Guide をご覧ください。

日本のサイトでアブルッツォ州に特化したのは見つけていませんが或る程度近い所
の紹介もしているのが ゼロデルタJapanItaly Travel のサイトです。
前者ゼロデルタはイタリア、英語、日本語でアクセスできるユニークなサイトです
が、右側の欄に”観光ガイド”がありこの中にアブルッツォ観光ガイドタグがあり
ますので情報が得られます。一方後者JapanItaly Traveでは下にイタリア20州ガイド
と言う欄があり、ここでアブルッツォ州の情報にリンクできます。

最後にイギリスのサイトです。上記L氏の話にもあるように英国でもイタリアの人
気は高いようで、このような旅行サイトがあります。英語なので読める方も多い
でしょうし、内容は海外からイタリアに旅行する人向けですから日本人にも役に立
つ情報も多 そうです。サイトは Italyheaven になります。



【東南イタリアのワイン】                                     ワイン紹介を見る

東南イタリアの名産品です。先ずワインは欧州のエッセンスの一つですがドイツの
白ワインを紹介したこともあって、イタリアでは是非赤ワインを仕入れたいと思い
訪問しました。期待に違わず、紹介された友人Cさんのワイナリは伝統と現代技術
を活かすすばらしいものでした。このワイナリ訪問については東南イタリア訪問記
の5章 Pescara3日目 Cさん一家のワイナリー をご覧ください。
Cさんのワイナリは1900年から始まる伝統ある畑でアブルッツォ州特産の葡萄
Montepulciano(モンテプルチャーノ)を育てて赤ワインを醸造しています。
この葡萄はアドリア海とアペニン山脈に挟まれたこの地の豊かな恵みを溜め込み、
でき上がったワインは上質な香り味をベースに渋みとコクの絶妙のバランスを発揮
します。飲んだ時に力強いフルボディ感覚で芳醇な誘いを与え、それでい漸次ソフ
トな感覚を残しつつ満足感を継続させる秀逸なワインMontepulciano d'Abruzzo(モン
テプルチャーノダブルッツオ)がラインアップの中心です。、樽熟成の標準品Barrique
と3年以上の熟成希少品Riservaの2種類を用意しました。更にモンテプルチャーノ
以外の葡萄として日本ではやや希少な南イタリア産葡萄を使ったPrimitivo(プリミ
ティーボ)を揃えました。これは酸味は弱くタンニンも心地良く、まろやかな果実
香で快適かつに飲み易いミディアムボディです。
ワインに詳しい方も初めて試される方もCさんのワイナリからCさんが情熱を持っ
て日本の皆様にお薦めするこれら希少なワインを 販売コーナー からお申込み下さい。



【東南イタリアのオリーブオイル】    2012秋収穫品!
                                                      オリーブオイル販売サイトを見る

東南イタリア名産品その2はオリーブオイルです。筆者はオリーブオイルには疎い
方だったのですがドライブして訪れたオリーブオイル博物館を契機にこの世界に少
し引きずりこまれることになりました。博物館の主催者Fさんには丁寧な案内の後
ファミリーディナーにも招かれました。このあたりは Pescara2日目Olive Oil Museum
Pescara3日目 Cさん一家のワイナリー の最後の方に詳細を載せています。
彼女の熱意により2012年秋に獲れたてのOliveを搾ったばかりの純朴なオイルを
日本で販売することになりました。エクストラバージンヌゥーボーと言うのでしょ
うか、届いた新鮮なオイルを試食しましたら自然の恵みのおいしいこと!

Fさんのサイト cantinarte ではこれを使う料理レシピも書いてあるそうですが、私
はこの新鮮さを活かすにはそのままが最も良いと思い、朝食のパンにバターの代
わりに浸けたり、塩胡椒とレモン汁を混ぜて野菜のドレッシングにして食べていま
す。すると(ちょっと大声で言うのは憚られますが)急にお通じも良くなり、これは
絶対健康にいいぞと確信も深めました。何と言うか食べた時に感じられる気品あ
る”緑のコク”が体に滲みていく感覚が心地良く、体に力強さを与えてくれます。
このように単純な食べ方でも十分おいしく健康にプラスになりそうですが、料理の
好きな方には更に可能性が広がるヨーロッパ伝統のエッセンスです。

オリーブオイル販売サイト にてこの価値あるエクストラバージンヌゥーボーの説
明をお読みの上どうぞお求めください。



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