Essence of Europe
Angers Restaurant

Taverne de Maitre Kanter 地図を見る

このレストランはフランス国内でチェーン展開しているようで、最初は気がつかな
かったのですが、数日前にナントの広場で楽しんだ店と同じでした。
ワインや料理もそこそこフランスらしいものを揃え、味やコストも一定の水準を保
っていますので旅行者は勿論地元の方が利用するカジュアルレストランとしても人
気があるようで、割合混み合っています。しかし席数も多いので少人数であれば大
体予約無でも入れる感じですが、週末やハイシーズンは予約が無難でしょう。

メニューは下記のWEBから見ることができますが、どうもフランス語しか見当た
らないので辞書を用意する必要がありそうです。
どちらかと言うと海の幸が中心で、カキや貝、海の幸盛り合わせなどが豊富です。
アペリティフのテリーヌやシュークルート、ピザに似たフラムクッヘ、そしてタル
タルなどもフランスらしい料理が味わえるかもしれません。

サイトは右記 taverne-maitre-kanter

バラエティに富んだカジュアルレストラン

Le Petit Comptoir 地図を見る

店名は小さなカウンターと言う意味のようですが、割合コンパクトな店です。
中々良さそうなので夕食に入ろうとしたら、平日でしたが既に予約で一杯。
ちょっと覗いたら、At Homeな暖かな雰囲気でした。後で調べたらミシェランの
ガイドにも載っているようで、本格的なフランス料理或いはビストロの店として
人気が高いのでしょう、要予約です。
WEBサイトもちょっと発見できていませんが電話は0241433200、そしてメールは
lepetitcomptoir49@orange.frとなっています。

LPC

小さいながら評判が高いLe Petit Comptoir

Bistro Flo 地図を見る

この店は日本で一時期表参道にあったレストラン名FLOを連想させました。
この"FLO"名称はは中々ややこしく、先ずその意味がわかりません。これは辞書
で引いても出て来ないので多分人の名前など固有名詞だろうと思います。
そしてFLOと言うレストランがフランスでも方々にあるようですが、これが所謂
チェーン店なのかどうか？そもそもパリにあるのはBrasserieとなっているので
このAngersのBistroとは少なくとも繋がっていないだろうと思いますが・・・
そして更に日本に関して複雑なのが、表参道のFLOレストランが消えた代りに、
FLO Prestigeと言うお菓子関係の店が最近方々にあること。これは全く別物で
スカイラーク系との事ですが、ひょっとしてどこかのフランスFLOとでと繋がって
いるのか？などなどFLO疑問は尽きません。
まあ名前はどうでもよくておいしいかどうかなので、立ち寄ってみましたが残念
ながら当日はお休み。調べるとこのお店は日曜祝日以外のランチをやっているが
夜のディナーは金曜、土曜のみです。
こういう営業形態から推測されるように、一般のNET評価ではその品質については
概して好評で、特に『新鮮』な料理が食べられるとの高い評価。
ランチ或いは週末に当たれば言ってみる価値がありそうです。

サイトは右記 Bistro Flo
但し2015年1月現在はUNDER CONSTRUCTIONでした。

エレガントな雰囲気のBistro Flo店内(HP)

Au Restau-Theatre 地図を見る

このレストランは駅のある地区からMaine川を渡った対岸地域にあります。
特徴は名前にあるとおりTheatreつまり劇場併設と言うことです。
毎日では無いがショーの上演があり、フランスのウィットや風刺の利いた劇を楽し
めそうですが、問題はフランス語を解さないでどの程度楽しめるか？
WEBを見ても英語が無いようなのであくまで（海外観光客でなく）地元フランス人
向けの場所と思うべきでしょう。雰囲気だけでも楽しめればと言うのもありますが、
それだけだとコストが高過ぎるかもしれません。
料理の方も大変評判は良いので、むしろ上演の無い日にレストランとして活用する
考えもありそうです。うまく使いこなせるかどうか？挑戦してみてください。

サイトは右記 Au Restau-Theatre

Le RELAIS 地図を見る

この店は実際に食事をしてワインを楽しんだ最も印象深いレストランです。
駅前の通りにあり、町を案内して頂いたワイナリ主F氏が最後に食事に案内して
くれました。写真にもあるように非常に明るい装飾、そしてプロフェッショナルな
案内ーこれはF氏とウェイターの間でフランス語でやりとりされたので詳細はわか
らないのですが、専門的に突っ込んだやりとりと言うのは感じられました。
そして前菜とメインは魚の料理ですが、共に洗練されたフランスらしい料理でした。

しかし何と言ってもここでの圧巻はF氏とウェイター氏の長い交渉の結果出てきて
F氏が『これは特別だから』と注いでくれた白ワインです。
これは飲んだ途端に『おっ、これは凄い、普通じゃない』と驚きました。
じっくりと熟成が効いた奥深い味わいは明らかに普通の白ワインからは完全に抜け
出した独自の領域に達したと言っても過言ではないでしょう。
これはSAVENNIERES AC 2007 Clos Saint Yves-Domaine des Baumardでした。
シュナン・ブランと言うロワール特有の葡萄を使い、このSavennieresと言う狭いが
独特のテロワールを持つ村から産み出される逸品、ロワールの秘宝でした。

これ自体の入手は難しかったのですが、同等の品質潜在力を持つSAVENNIERESを
入手して販売していますのでご興味ある方はSAVENNIERESをご覧ください。

さてこのレストランは38Euroと45Euroの２コースを供していて、前菜、メイン、
デザートを幾つか選択できる形式ですが、殆どが魚やエビ、蟹類の料理です。
これに合う白ワインを揃えており、SAVENNIERESが最上級の一つです。

サイトは右記 Le RELAIS

明るい雰囲気の店内でSpecialな魚料理とワイン(HP)

CASA Corneille 地図を見る

このレストランはWEBのレストラン比較評価サイトで圧倒的人気、評価を受けて
います。故に入れないかと思ったのですが運良く席が取れました。一般的には予約
要でしょう。
小柄な女性が一人で奮闘しており、料理も接客も彼女がやるようです（キッチンに
下拵えの人がいたようには思いますが）。本日のお奨めメニューが壁の高い部分に
吊るされていました。彼女が小さいので私が背伸びしてメニュー指差し、それを順
に説明してくれると言う形になりましたが、英語も今イチでジェスチャーも混ぜな
がら結構長い時間をかけて選びました。親切で情熱はあります。
写真にあるように前菜にはフォアグラ入りのテリーヌ、メインが鯖のポワレです。
フォアグラはフランス料理ではポピュラーですが、ここのモノは経験した中でも
１，２を争うおいしさでした。新鮮で質の高さも感じさせます。
より感心したのが鯖のポワレ。鯖はフランス料理ではあまり経験が無く、あまり期
待できないか？と思いましたが、これが良い味に仕上がっているのです。
ポワレは割合単純なだけに加熱時間が微妙だと聞いたことがあります。勿論そこを
押さえつつでしょうが、何か隠し味とかダシ的アなものを薄く効かせているのかも
しれません。
さすがに世界３大料理の実力を感じさせます、価格もリーズナブルです。

ワインについては一通り地元のロワールワインを揃えていますが、あまり高級なも
のは置いていないようです。隣の２人組のおじさんは自分達で持ち込んだのか、
南フランスのワインを開けていました。

カジュアルで上質のフランス料理を味わうに適したレストランです。

WEBが見当たりませんが、電話は0241883364です。

CASA Corneilleの入り口

お店の中の雰囲気と店主の女性

前菜のフォアグラベーステリーヌ、新鮮でおいしい

メインの鯖のポワレはフランス料理の奥深さを感じさせる

le Bonrepaire 地図を見る

もう一軒、実際には入れませんでしたが一般評価が高いレストランを紹介します。
このレストランはAu Restau-Theatreのすぐ傍にあります。レストランスタイルの
Bistroと銘打っているだけに、雰囲気や料理がレストランの格式とBistroのカジュ
アルさ両方を取りこんだ感じで、実際に経験したCASA Corneilleとも似ている気
がします。
簡単に前菜とメインから成るコース、前菜やメインを自分で選ぶコース、それに
チーズもプラスされるコースなどを選べます。
自家製、旬のものを重視して地元特選料理などもあるがどちらかと言うと料理の
種類は絞られていて、あれこれ食べると言う向きではりません。
その代りに出される料理の新鮮さやシンプルなおいいさ、品質の高さの割に安い
価格などが評価されています。
ここはランチもやっていますのでちょっと気の利いたランチにも使えそうです。
割合狭い割には人気があるので予約するのが無難でしょう。

サイトは右記 le Bonrepaire

レストランスタイルビストロle Bonrepaire(HP)

Restaurant Bar Toussaint 地図を見る

Toussaint通りはAngers城前の広場から大聖堂裏を通って町の中心Ralliement広場へ
抜けて行く通りですが、お城前広場から少し坂を上がった場所にある店です。
ここは夜も賑わうバーレストランのようですが、筆者は大勢の地元の人達で混むラ
ンチタイムに入りました。ランチとしては多彩で、フランス料理的なものから、ア
ジア風の揚げ物などもありました。混んでいるだけにさすがに早い、うまい、安い
を実現しています。（海外の）観光客相手の店ではないので英語のメニューもあり
ませんでしたが、その分地元らしい雰囲気に溢れ、年輩者から若者まで入り混じり
ランチを楽しんでいます。
テラス席があって夏のシーズンは気持ち良さそうですが、ハイタイムはそこはすぐ
に満席の模様。勤め人が多そうなので少し時間をずらせればゆっくりできるかも。

RBT1

夜はおしゃれなバーを彷彿させるRestaurant Bar Toussaint

地元勤め人のランチ客で混むテラス席

Boulevard Marechal Foch 地図を見る

カジュアルなレストランやカフェが割合多く集まっている通りの紹介です。
路面電車が駅から街中に向かいますが、暫く大通りを走った後曲がって中心となる
Ralliment（ラリュモン）広場へ着きます。この途中の大通りがBoulevard Marechal
Fochです。この通り沿いには色々なレストラン、カフェがありますので簡単に食事
を済ませるにはここを歩いてみて気に入った店に入るのも良いでしょう。

Boulevard Marechal Foch沿いに多くのレストラン、カフェ

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Essence of Europe Angers Restaurant